桐生市

第1回 | 選定地

桐生自然観察の森

[所在地] 群馬県桐生市 [面積] 189,000㎡ [活動開始] 1989年4月

 「桐生自然観察の森」は、環境省の補助を受け、1988 年4 月に開設された、全国10 ケ 所にある自然観察の森の一つです。関東平野の北端で、日光連山の南端に位置し、 生きものの生息環境は多様です。
 園内の植栽には、園芸種を用いず、近隣に生息する野生種のみで構成する方針で、生きも のの生態に即した環境管理を行っています。身近な植物や動物などの生きものを観察しやす いように整備・管理しているほか、生物調査なども行っています。年間に約40 回の観察会 や研修会、講座などを行っているほか、市内外の小学校や幼稚園、ボーイスカウトなど団体 の利用にもプログラムの提供をしながら、身近な自然とのふれあい・命の大切さを守る場と して活用、対応しています。
 近年減少しつつある身近な里山の自然環境に対し、自然の保護・保全を図りながら、桐生 市民及び周辺住民が身近な自然とのふれあいを通じて、自然の仕組みを理解し、生命の大切 さを学ぶ場として活動しています。

ネイチャーセンターでは、職員およびレンジャーが常駐し、観察指導、案内、情報提供等を行っています
「関東・水と緑のネットワーク拠点百選」の支援を受けて希少な動植物を守るための看板を設置しています