東洋水産株式会社 関東工場

第2回 | 選定地

東洋水産 関東工場ビオトープ

[所在地] 群馬県館林市 [面積] 約1,650㎡ [活動開始] 2010年3月

 東洋水産株式会社関東工場では、「食の安全・安心」と「自然との共生」を目標に掲げ、 風力発電や太陽光発電、屋上緑化などの様々な環境配慮の取り組みを進めています。
 周辺には利根川のほか、童謡のたぬき林で有名な茂も 林りん寺じ 沼やハクチョウの飛来地となってい る城じょう沼ぬまなどの豊かな自然があります。そこで、地域の自然の質をさらに高めることを目的に、 周辺の自然とのつながりに配慮したビオトープを工場の敷地内に創出しました。
 2010年の3月に完成したビオトープは、オオタカなどの猛禽類や、ニホンアカガエルやチョ ウトンボなどの水辺の生きものがやってくる環境づくりを目標に掲げています。整備にあ たっては、この地域に昔あった自然環境や、現在の周辺の自然環境を参考にしながら、もと もと地域にあった野草や樹木を植栽するようにしました。
 今後も、生きものが安心して暮らせる環境づくりを通じて、地域社会への貢献をしていき たいと考えています。

もともとこの地域に生えていたエノキやハンノキなどの樹木や、ススキやフジバカマなどの植物を植栽しました
水辺には周辺の地域からアサザやコウホネなどの植物を移植し、この地域の原風景の再生を目指しています