
第2回 | 選定地
西井戸の里
[所在地] 千葉県印旛郡酒々井町 [面積] 19,339㎡ [活動開始] 2001年3月
選定地の周りは、市街地中心部から至近距離に位置し、住宅後背地につながる斜面林と これに挟まれた谷津田からなる一帯の里山です。周辺は多くの縄文時代の遺跡があり、 また本佐倉城跡の森の丘が望め、更に遠方には印旛沼流域の田園地帯が広がります。
選定地は、山林の斜面から枯れることなく湧水が流れ出ることから、「西井戸」の地名を 持ちます。湧水は湿田を潤し、用水を経て印旛沼へ流入しています。また、ニホンアカガエ ルの生息が見られ、このあたりの食物連鎖の頂点である、サシバやオオタカなどの猛禽類も 見ることができる自然豊かな環境です。
酒々井里山フォーラムは、「千葉県里山条例」に基づく認定団体となり、以下の活動を行っ ています。
- 森林整備を中心とした環境景観の保全、自然観察、環境調査と研究
- 耕作放棄地の再生に伴う古代米栽培及び循環型農業の構築
- 里山を活用したモノづくり推進、シンポジウム等の開催
- 市民及び子どもに対する環境学習の普及・啓発
- まちづくりに関する問題提起と提言
- 各地関連団体との協働、ネットワークづくり

