
第2回 | 選定地
三ッ又沼ビオトープ
[所在地] 埼玉県上尾市、川越市、川島町 [面積] 約130,000㎡ [活動開始] 1991年5月
荒川とその周辺に残された自然を子どもたちの大切な財産として保全していくことを目的 に、1991年に会をつくり活動しています。荒川の堤防は首都圏の大草原。河川敷は今 なお多様な環境を維持し、多様な生物の生息空間があります。川につながる台地の斜面・湿地・ 雑木林は荒川の水源です。共に多様な遺伝子の宝庫と考え保全・再生の活動をしています。
2001年には、国土交通省が埼玉県の上尾市、川越市、川島町にまたがる荒川と入間川のか つての合流点付近を買い上げ、三ツ又沼ビオトープとして整備しました。現在、水と緑のネッ トワークの拠点となる三ツ又沼ビオトープおよび、その周辺の保全管理、自然環境調査、環 境教育の推進などに取り組んでいます。
具体的な取り組みには、
- 三ツ又沼ビオトープの自然管理作業 外来植物(セイタカアワダチソウ、オオブタクサ、アレチウリなど)の除草、竹林の伐採
- 環境教育の推進・調査活動 一般市民を対象とした「自然塾三つ又」の開催、市民参加の堤防植物調査の実施 などがあります。

