井の頭外来生物問題協議会

第1回 | 選定地

東京都立井の頭恩賜公園井の頭池

[所在地] 東京都武蔵野市 [面積] 42,000㎡ [活動開始] 2008年12月

 都立井の頭恩賜公園は、2017年に開園100年を迎える、武蔵野の面影を色濃く残した 歴史ある公園です。井の頭外来生物問題協議会は、外来生物の調査や啓発活動を参加5団体で協力して行い、園内にある井の頭池の生態系保全に取り組んでいます。
具体的には、月1回の協議会の開催、定期的な外来魚捕獲実験・魚類調査、公園利用者を 対象とした外来魚の捕獲実験やパネル展示・パンフレットの配布等の普及啓発行事などを 行っています。
 2009年度は、毎月1回の協議会の開催および定期的な外来魚の捕獲実験・調査を行いまし た。今年で外来魚の捕獲実験を始めて4年目。在来魚のモツゴの数が増えつつあると感じら れるようになりました。
 また、井の頭公園の利用者を対象に外来魚の捕獲実験やパネル展示、パンフレットの配布 などを行うことで、利用者と外来魚や生態系の存続などの問題を共有することができ、活動 への賛同を得ることができました。

池に生息している魚類について調査を行っています
効率よい方法を試行錯誤しながら、外来魚の駆除をしています(右下の写真はブルーギル)