
第1回 | 選定地
猿ヶ京温泉西川緑地親水公園周辺
[所在地] 群馬県みなかみ町 [面積] 約10,000㎡ [活動開始] 2007年10月
関東の北端・利根川源流にある「みなかみ町猿ヶ京温泉」は、清らかな水・深い緑・豊富な温泉に恵まれた歴史と文化の残る山里であり、選定地では数多くの動植物を見ることができます。自然豊かな地であるため、小川や緑地の整備・保護を主な活動とし、清流を好むゲンジボタルやヘイケボタル、ドジョウをシンボルに、地域本来の自然を復活する取り組みを行っています。ホタルやカワニナの生息できる環境を目指し、自分たちで草刈機や軽トラック、重機を活用し、定期的な草刈や池の整備を行っています。また、ホタルが成虫になる時期にはメンバーが協力しあい、池の水温・気温の測定やカワニナ施設の水質管理を毎日行っているほか、ホタルの幼虫の上陸数確認も毎晩実行しました。
選定地では、ホタルのさなぎが人の立ち入りによって踏みつけられないように木道を整備しました。また、ホタルが乱舞する夏の夜の鑑賞会を始めとして、地元住民に対しては年間を通して季節ごとに鑑賞会も実施しています。活動の様子はウェブサイトで随時情報を発信しています。

